チェコ共和国ってどんな国?
チェコはどこにあるの?
=チェコは正式にはチェコ共和国。ちょうどヨーロッパのど真ん中に位置しています。
周りはドイツ・オーストリア・ポーランド・スロヴァキアに囲まれた内陸国。
北緯は北海道よりも高い位置にあります。
国の大きさはわずか日本の5分の1、九州と同じくらいの大きさです。
チェコはどんな気候?
=一年を通して四季のある国です。
4月~5月 春(柔らかな日差しと、美しい新緑のシーズン。マロニエやライラックなどお花も見時です。)
6月~8月 初夏・夏(梅雨はありません。夏の暑い日は30度を超えることも。)
9月~10月 秋(黄色に樹木は紅葉し、すごしやすい気温です。)
11月~3月 冬(雪は山間部で多く降ります。マイナスの気温になることも多々。)
チェコはどんな言葉?
=公用語はチェコ語です。スラブ語系列のためスロヴァキア語が最も近く、ポーランド語やスロヴェニア語、クロアチア語とも似ています。
逆に隣のドイツ語などとはかなり違う言語です。
どんな民族が住んでいるの?
=チェコに住んでいる民族は9割以上がスラブ系民族のチェコ人です。
現在(2013年7月)の人口は約1020万人です。
通貨は?
=チェコはEU諸国の一国ですが、通貨はまだユーロを導入していません。
現地通貨はチェココルナ。1チェココルナ=約5.6円くらい(2013年7月)です。
お店やレストランの表示通貨はすべてチェココルナです。
2重通貨というわけではありませんが、プラハ市内中心部ではユーロが使用できる所も多いです。
チェコの見所は何?
①世界遺産の宝庫です。
チェコ共和国UNESCO世界遺産リスト
②建築の宝庫です。
10世紀~12世紀 ロマネスク様式
13世紀~15世紀 ゴシック様式
16世紀 ルネサンス様式
17世紀~18世紀 バロック様式
19世紀 ロココ様式
20世紀 アールヌーヴォー様式
20世紀 キュビズム様式(ロンド・キュビズム様式)
現代建築
すべての建築様式が混在した町が、首都プラハだけでなく各地に点在します。
③古城の宝庫です。
チェコには2種類のお城があります。
貴族が邸宅として使用していたZámek(ザーメック)と、要塞として使用されていたHrad(フラッド)。
戦争の被害が少なかったチェコ国内には現在でも沢山の古城が残っており、一般公開されていたり、
中には古城ホテルとして宿泊できる場所もあります。
④素朴な田舎町
各地にある田舎町には素朴な雰囲気があり、本当に心からのんびりできます。
田園風景や山は美しく、サイクリングやハイキングなどがオススメです。
⑤チェコビール
チェコの国民の飲み物といえばやはりビール。1824年から創業しているピルスナー・ウルケルは世界でも名高いビールです。
その町でしか飲めない地ビールも充実しており、ビール好きにはたまらない国ですよ。
ヨーロッパ他諸国と比べてもとても安くビールが飲めることも忘れてはなりません。
⑥ガラス産業
チェコのグラスはボヘミアン・グラスと呼ばれています。透明度の高いクリスタルで作られたグラスに、繊細なカットをほどこしてあります。
現在でもすべて手作業で製造されている工場も多く、正に職人達の匠の技です。
またガラス工芸も盛んであり、特にガラスボタンなどはかわいらしく、思わず沢山のコレクションをしてしまいたくなります。
⑦マリオネット
操り人形の歴史はとても長く、古くはオーストリア・ハプスブルク家に支配されていた時代(17世紀~20世紀)にチェコ語を継承していくために
操り人形での劇をチェコ語でしたそうです。国内には現在でも沢山のマリオネット劇場、博物館があり、歴史のある人形をご覧いただけます。
プラハには国立マリオネット劇場があり、劇場の内部インテリアも含めてとても味わい深い場所です。
⑧美しい自然国立公園
チェコの国境沿いは山に囲まれており、美しい自然が多く残されています。
共産主義時代には西側諸国のような開発が活発に行われなかったため、商業的過ぎない自然は貴重な存在です。
有名な国立公園にはハイキングコースも作られており、都会の雑踏にお疲れの方にはオススメの場所です。
⑨ゴルフ天国
知られざるゴルフ天国、チェコ。小さな国ですが国中に溢れんばかりのゴルフ場。
プロフェッショナルなコースから、荒野のど真ん中に作られた簡単なコースまで様々です。
プレー料金も日本円で2500円くらい~ととてもリーズナブルにゴルフ三昧できます。
日本からの直行便は?
=残念ながらありません。ヨーロッパの他国での乗り継ぎなどが一般的となります。
国内の移動は?
=バスや鉄道が網羅していますが、鉄道は田舎の路線ですとかなり遅く時間がかかります。
近年は長距離バスが充実しており、プラハから他国の主要都市へも便利な直行バスがでています。
国民は車社会になりつつあり、自家用車で海外まで行く人も増えています。
国内の治安は?
=全体的に治安はいいですが、都市部(特にプラハ)ではスリ・盗難が多発しています。
貴重品の管理には十分お気をつけ下さい。
=チェコは正式にはチェコ共和国。ちょうどヨーロッパのど真ん中に位置しています。
周りはドイツ・オーストリア・ポーランド・スロヴァキアに囲まれた内陸国。
北緯は北海道よりも高い位置にあります。
国の大きさはわずか日本の5分の1、九州と同じくらいの大きさです。
チェコはどんな気候?
=一年を通して四季のある国です。
4月~5月 春(柔らかな日差しと、美しい新緑のシーズン。マロニエやライラックなどお花も見時です。)
6月~8月 初夏・夏(梅雨はありません。夏の暑い日は30度を超えることも。)
9月~10月 秋(黄色に樹木は紅葉し、すごしやすい気温です。)
11月~3月 冬(雪は山間部で多く降ります。マイナスの気温になることも多々。)
チェコはどんな言葉?
=公用語はチェコ語です。スラブ語系列のためスロヴァキア語が最も近く、ポーランド語やスロヴェニア語、クロアチア語とも似ています。
逆に隣のドイツ語などとはかなり違う言語です。
どんな民族が住んでいるの?
=チェコに住んでいる民族は9割以上がスラブ系民族のチェコ人です。
現在(2013年7月)の人口は約1020万人です。
通貨は?
=チェコはEU諸国の一国ですが、通貨はまだユーロを導入していません。
現地通貨はチェココルナ。1チェココルナ=約5.6円くらい(2013年7月)です。
お店やレストランの表示通貨はすべてチェココルナです。
2重通貨というわけではありませんが、プラハ市内中心部ではユーロが使用できる所も多いです。
チェコの見所は何?
①世界遺産の宝庫です。
チェコ共和国UNESCO世界遺産リスト
- プラハ歴史地区 - (1992年)
- チェスキー・クルムロフ歴史地区 - (1992年)
- テルチ歴史地区 - (1992年)
- ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会 - (1994年)
- クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂 - (1995年)
- レドニツェとヴァルティツェの文化的景観 - (1996年)
- クロムニェジーシュの庭園と城 - (1998年)
- ホラショヴィツェ歴史地区 - (1998年)
- リトミシュル城 - (1999年)
- オロモウツの聖三位一体柱 - (2000年)
- ブルノのトゥーゲントハット邸 - (2001年)
- トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウスのバシリカ - (2003年)
- エルツ山地(クルスナホリ)鉱業地域 -(2019年 / ドイツと共有)
- クラドルビ・ナト・ラベム(
- 英語版)の儀礼用馬車馬の繁殖・訓練の景観 -(2019年)
お隣の国 スロバキアUNESCO世界遺産リスト
文化遺産
-
ヴルコリニェツ - (1993年)
-
バンスカー・シュチャヴニツァ歴史地区と近隣の工業建築物群 - (1993年)
-
レヴォチャ歴史地区、スピシュスキー城及びその関連する文化財 - (1993年、2009年拡大)
-
バルデヨフ市街保護区 - (2000年)
-
カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群 - (2008年)
自然遺産
-
アグテレク・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群 - (1995年、2000年拡大、ハンガリーと共有)
-
カルパティア山脈のブナ原生林とドイツのブナ古林群 - (2007年、2011年拡大、ウクライナ、ドイツと共有)
②建築の宝庫です。
10世紀~12世紀 ロマネスク様式
13世紀~15世紀 ゴシック様式
16世紀 ルネサンス様式
17世紀~18世紀 バロック様式
19世紀 ロココ様式
20世紀 アールヌーヴォー様式
20世紀 キュビズム様式(ロンド・キュビズム様式)
現代建築
すべての建築様式が混在した町が、首都プラハだけでなく各地に点在します。
③古城の宝庫です。
チェコには2種類のお城があります。
貴族が邸宅として使用していたZámek(ザーメック)と、要塞として使用されていたHrad(フラッド)。
戦争の被害が少なかったチェコ国内には現在でも沢山の古城が残っており、一般公開されていたり、
中には古城ホテルとして宿泊できる場所もあります。
④素朴な田舎町
各地にある田舎町には素朴な雰囲気があり、本当に心からのんびりできます。
田園風景や山は美しく、サイクリングやハイキングなどがオススメです。
⑤チェコビール
チェコの国民の飲み物といえばやはりビール。1824年から創業しているピルスナー・ウルケルは世界でも名高いビールです。
その町でしか飲めない地ビールも充実しており、ビール好きにはたまらない国ですよ。
ヨーロッパ他諸国と比べてもとても安くビールが飲めることも忘れてはなりません。
⑥ガラス産業
チェコのグラスはボヘミアン・グラスと呼ばれています。透明度の高いクリスタルで作られたグラスに、繊細なカットをほどこしてあります。
現在でもすべて手作業で製造されている工場も多く、正に職人達の匠の技です。
またガラス工芸も盛んであり、特にガラスボタンなどはかわいらしく、思わず沢山のコレクションをしてしまいたくなります。
⑦マリオネット
操り人形の歴史はとても長く、古くはオーストリア・ハプスブルク家に支配されていた時代(17世紀~20世紀)にチェコ語を継承していくために
操り人形での劇をチェコ語でしたそうです。国内には現在でも沢山のマリオネット劇場、博物館があり、歴史のある人形をご覧いただけます。
プラハには国立マリオネット劇場があり、劇場の内部インテリアも含めてとても味わい深い場所です。
⑧美しい自然国立公園
チェコの国境沿いは山に囲まれており、美しい自然が多く残されています。
共産主義時代には西側諸国のような開発が活発に行われなかったため、商業的過ぎない自然は貴重な存在です。
有名な国立公園にはハイキングコースも作られており、都会の雑踏にお疲れの方にはオススメの場所です。
⑨ゴルフ天国
知られざるゴルフ天国、チェコ。小さな国ですが国中に溢れんばかりのゴルフ場。
プロフェッショナルなコースから、荒野のど真ん中に作られた簡単なコースまで様々です。
プレー料金も日本円で2500円くらい~ととてもリーズナブルにゴルフ三昧できます。
日本からの直行便は?
=残念ながらありません。ヨーロッパの他国での乗り継ぎなどが一般的となります。
国内の移動は?
=バスや鉄道が網羅していますが、鉄道は田舎の路線ですとかなり遅く時間がかかります。
近年は長距離バスが充実しており、プラハから他国の主要都市へも便利な直行バスがでています。
国民は車社会になりつつあり、自家用車で海外まで行く人も増えています。
国内の治安は?
=全体的に治安はいいですが、都市部(特にプラハ)ではスリ・盗難が多発しています。
貴重品の管理には十分お気をつけ下さい。